はじめてのドメイン名

ドメイン名はウェブサイトやメールのアドレスに使用する「***.COM」「***.NET」や「***.JP」のことです。要件を満たす場合にのみ登録が可能なドメイン名もありますが、多くは誰でも登録できます。

TLD

ドメイン名にはいくつか種類があります。最も一般的な.comや.netはgTLD(generic Top Level Domain)といいます。国コードが使用された.jp、.usや.cnはccTLD(country code Top Level Domain)といいます。また、近年登録が開始された.companyや.galleryなどもgTLDですが、古くからある.comなどとは区別して新gTLDと呼ばれています。

ドメイン名の決め方

原則的にドメイン名の「***.COM」の「***」の部分には、A～Zのアルファベット、0～9の数字、ハイフンを組み合わせた3～64文字が指定できます。

また、その組み合わせたドメイン名が未登録である必要があります。例えば電話番号と同様にユニークである必要があるため、第三者が登録済みのドメイン名を重複して登録することはできません。

どのTLDのドメイン名を登録するか迷う場合は、まずは.comドメイン名をお奨めします。未登録の文字列が多い新gTLDのほうが比較的希望するドメイン名が取得し易いですが、特に企業での取得の場合は、最終的に.comドメイン名の取得を希望される傾向にあります。

ドメイン名の必要性

ドメイン名を登録しなくとも、インターネット接続プロバイダーから提供されているホームページスペースを利用すればよいかとお考えの場合は、それもまた選択肢のひとつです。インターネット接続プロバイダー提供のホームページスペースは接続速度が速く、簡易なページの設置のみでしたら大変有用です。

しかしながら、インターネット上でビジネスを展開する場合のみならず、現在は実店舗でのビジネスにおいても、ウェブサイトは必須です。お客様はご来店の前後にウェブサイトにアクセスして商品・メニューのラインナップ、店舗の場所や営業時間をチェックします。また、来店後ウェブサイトで商品をもう一度確認します。その際に、「http://***.ne.jp/~***」というアドレスよりも「http://***.com」というアドレスでウェブサイトが公開されている方が、「きちんとしている」という印象を持っていただけます。

また、お問い合わせフォーム設置やSNSとの連携など、ウェブサイトの持つ利点を生かしてお客様との接点を設けることが可能です。