はじめてのウェブサイト・ホームページ

ウェブサイト・ホームページにアクセスすると「http://www.example.com/***.html」というようなアドレスがアドレスバーに表示されます。これは分解してみると、「www.example.com」サーバーにある「/***.html」ファイルを「http」通信ルール(プロトコル)で取得(GET)するという意味になります。

そして、「HTML」は「Hyper Text Markup Language」の略で、テキスト文書のファイルです。ですから、ウェブサイト・ホームページは、文書(の集合体)と言えます。複数の文書を1冊の本のようにひとまとまりにして、インターネット上で情報を発信するもののことです。

正確で有用な情報が掲載されているほど、多くの閲覧者にとって価値が高い文書と言えます。紙の文書と異なる点は、参照先文書へのリンクを掲載し、クリックひとつで参照先を開くことができる点、映像や音声を掲載できる点、また、様々なポイントに動きを設定できる点です。

ウェブサイト・ホームページの必要性

潜在顧客は情報を求めて、ウェブサイト・ホームページにアクセスし、その文書を閲覧します。会社、商品やサービスの情報を確認し、その事業者に発注を行ったり、来店の契機となります。

特にスマートフォンの普及に伴い、多くの人が手軽にインターネットを利用できる時代になってきています。まずお店に出向く前にインターネットで検索して、場所や営業時間などを調べるというのが当たり前になっています。ウェブサイト・ホームページを持っていないお店は検索しても出てこないので、実際にお店に来店してもらう機会を失ってしまいます。つまり、ウェブサイト・ホームページを持っていないお店はインターネット上では存在しないものとなってしまうのです。ウェブサイト・ホームページを持っていないと実店舗の存在すら危ぶまれる時代になってきていると言って過言ではありません。

店頭や街中の看板のみならず、24時間365日、事業内容について多くの情報を広く効果的に伝達できるウェブサイト・ホームページを用意し、実店舗をインターネット上にも存在させることが、事業者にとって必須であり、事業者の責任であると、我々は考えます。

ウェブサイト・ホームページに必要なもの

実際にウェブサイト・ホームページを作り、インターネット上で公開する為に必要なことがいくつかあります。大きく分けると以下の3つになります。

1. ドメイン名
2. サーバー
3. コンテンツ

1. ドメイン名

ウェブサイト・ホームページのアドレスにある、.com、.jp、.net、.orgなどのことです。ウェブサイト・ホームページを持つにはこのドメイン名を取得しなければなりません。もしくは、インターネット接続プロバイダーから提供されるホームページスペースを利用する必要があります。

2. サーバー

サーバーとは、アクセスに応じて要求された情報を配信するコンピューターのことです。サーバーが24時間休みなく稼働することによっていつでもウェブサイト・ホームページにアクセスできます。そのためにサーバーは常時電源が入っていて、インターネットに接続している必要があります。通常はコンピューターのみが収容されている施設に置かれています。サーバーには、ドメインを管理するDNSサーバー、ウェブサイト・ホームページを管理するウェブサーバー、メールを管理するメールサーバーがあります。

3. コンテンツ

コンテンツとは、簡単に言うと「ウェブサイト・ホームページの内容」です。画像や文章を用いて、インターネットで発信したい情報をウェブサイト・ホームページに載せます。

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